デジカメ導入


今まで、私はデジカメを使わずにいた。カラーザウルスのオマケとインターネットビューカムの静
止画機能ってのはあったが、とりあえず何が写っているか判別できる程度であり、ここでフィルム
スキャナーで取り込んだ画像と並べて使うには余りにも、貧弱であったのだ。

そういういきさつで、デジカメを使うことなく今までやってきたわけで、今後もそのつもりでいた
のだ。ところが、ひょんなことからデジカメが必要だと思うことが出来てしまった。
それは、yahooのオークションに何かを売りに出そうと思っても、それに添付する画像が直ぐ
に作れないことなのである。

そこで、そのオークションでデジカメを安く買ってやろうと思い色々見ていると、あるわあるわ!
全部見切れないほどのデジカメが売りに出されているではないか。
予備知識がゼロに等しい私は、そんな中から適当にピックアップして詳細を見ると、その中からメ
ーカーのサイトにLinkが張ってあったりするのだ。自然な成り行きでそこに飛んでみたのだが、
今のデジカメの高性能ぶりに驚かされたのである。カメラ雑誌などでも銀塩写真との比較が紙面で
紹介されてたりするのを見ていたが、組面では明らかに見劣りしていたデジタル画像であるが、モ
ニター上では、ここまで進化していたのかと思わずにはいられなかった。

そんな発見をしてしまったら、もう私にはオークションで売られてるような、中古には用が無くな
っていたのである。
それで、いろいろ200万画素以上のデジカメを調べた結果、最終的に絞り込んだのが光学3倍ズ
ーム機能付きのこの4台である。
OLYMPUS CAMEDIA C−2020ZOOM
Nikon COOLPIX 950
FUJIFILM FinePix2900z
RICOH RDC−5300

各社それぞれ魅力的な機能を備えていたりするのだが、決定的な決め手はレンズであろう。
35mm換算で35−105mmでF2.0〜F2.8という驚異的な明るさと、5枚羽絞りは多
を寄せ付けないレベルであり、OLYMPUS CAMEDIA C−2020ZOOMに決定した。
フィルムに比べて1/2CCDは小さいので、大きなボケは期待できないが、明るいことは何事に
も増してエライのである。デジタル処理でなんやかんや小細工された機能が満載されてても、各社
似たり寄ったりで、カメラとしての基本性能を評価させてもらった。
また、フィルターなどもちょっとした工夫で何でも取り付けられるので、すでにソフトフォーカス
とPLフィルターを用意しており、ちょうどCONTAXG1のビオゴン用を使うことにした。

とにかく、デジカメは遊べることが大前提でもあるので、3倍ズームにして気軽にスナップを楽し
みたいのだ。ズームでありながら単レンズの他機種より明るいのであるから、言うこと無しだ。
これからは、まなちゃんとの撮影にもお供させるつもりであるから、撮影の合間にスナップしたり
部屋で撮ったりと今まで以上に面白いものが撮れそうである。

ボケがそれほど期待できないとは言うものの、考えようによれば、被写界深度を保ちつつ大口径の
開放域が使えるのである。AFの合焦が確認しにくい液晶モニターであるからちょうどいいのかも
しれない。とは言うものの、少し頭を使えばボケ味を活かしたポートレートも撮れるはずなので、
しっかり『素顔のままで』の本番でも使ってみるつもりなのでお楽しみに。

友人の磯村氏が撮影会主催者という立場で、撮影の合間に現場監督でスナップした写真を撮りため
ているが、それがなかなかイイ出来なのである。私もこれからはデジカメでどこまでやれるかにも
挑戦して行きたい。

それで、今日のオマケ画像は最初の被写体となった生後3ケ月の姪っ子であるが、肌の描写をテス
トするには持ってこいの被写体ではないかな。

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