EOS−1V導入Step4(アシストボタン使えねー)


さっそく1Vをいじくり回しているが、45点の測距点をダイヤル操作で操ることの難しさを改め
て感じている。
C.Fn11のAFフレーム選択方法をすべて試したが、どれひとつとしてしっくりくる方法は無
かった。
まず、1Nの頃から使っている2の設定にしたが、長辺方向(横位置で左右)の移動は背面のサブ
電子ダイヤルで今まで通り快適に切り替わるが、短辺方向(横位置で上下)の移動に関しては、ア
シストボタンを押しながらメインのダイヤルを回さなければならない。
しかし、このアシストボタンの配置はどう考えても、横位置で構えた時しか触れることができない
のだ。どうせなら縦横どちらでも親指が届くサブ電子ダイヤルの近辺に設置して欲しかった。

それに、この2の設定ではアシストボタンは本来のホームポジションへの瞬間移動の役割ではなく
なってしまうし、6秒タイマーも効かない。または短辺方向の移動を諦めることになる。
しかし、方法が無いわけでもないのだ。それは、露出補正ボタンがAFフレーム選択ボタンとして
働くようになるので、それを押すことで短辺移動が可能となる。

今回実際に操作してみて分かったことは、縦位置ではアシストボタンよりも露出補正ボタンの方が
よっぽど押しやすいと言うことだ。
これは、1Vになってから、丸く盛り上がっているので、レンズを保持したままで少しスライドさ
せると左手の親指が届くのである。
PCとのリンクソフトが届くまでは、とりあえずこの方法でやってみようと考えているが、ここで
気に入らない点が出てきた。

それは、とにかくAFフレームの選択ボタンを押すと、それまで保持していたAEロックが解除さ
れてしまうということだ。(当然上記では露出補ボタン)
このAEロックボタンは押しっぱなしの状態で止めることが出来ないので、せっかく露出を決めて
いても、それがパーになってしまうのだ。
C.Fn11を2にしていても、測距点を短辺方向で変更するためには、AFフレーム選択ボタン
を押さなければならず、再度AEロックをし直す必要が出てくる。
やっぱり、コンタックス風にAEロックはレバー式にして欲しかった・・・
これに関しては、PCでのパーソナルファンクションでタイマー時間を延長しても、こういう決ま
りになっているので、AEロックが解除されてしまうと考えられる。

これについては、私の撮影方法がヘンなのだろうか・・・?
私の場合、中央でのスポット測光でAEロックし、その後フレーミングを整えてピントを合わせて
てシャッターを切るのであるが、それが普通なのではないのか?
ピントを最後に合わせる方法が間違っているはずはないのだ。

結局、最終的な測距点を決めた後にAEロックをしなければいけないというバカな話になってくる
が、視線入力がないだけでこんなに困ったことになるとは思ってもみなかったのである。
だいたい、今まで何万カットと繰り返してきた撮影の段取りを、今更変えることはかなりのリスク
を伴うのは誰しも予想がつくことであろう。
私は、キヤノンの考え方の方が狂っていると思うのだが・・・

こうなってくると、11点の測距点連動スポット測光を使う方法に切り替えることも検討中なので
あるが、つい中央のスポット測光範囲マークで無意識に測光してしまいそうである。
ただ、この方法を使うとしても、ピントを合わせたと同時にスポット測光が完了し、そのままシャ
ッターを押せるとは考えていない。
例えば、目にピントを合わせた場合、そのすぐ上にある前髪を含めて測光してしまうこととなり、
とんでもない露出オーバーになってしまうのは誰でも分かることである。
特に、私はカメラ側の露出補正値を一定にして、測光位置を微妙に変化させることで露出のコント
ロールをしているので、こんなアバウトなことはやってられないのだ。

とにかく、この1Vに関しては、今後私のメインボディーとして働いてもらわないと困るだけに、
今後の操作方法のカスタマイズは、慎重にやりたいものである。

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