来年はどうなる?
さてと・・・今日は12月23日で土曜日でもあり祭日も重なって、多くのカップルにとって実質的にはイブってことになるんだろうね。カメラの前に立ってくれたモデルたちが幸せなクリスマスを過ごせる事を祈りつつ、今年も気がつけばあと一週間ほどになっちまった。
今年は8回広島に行く事が出来たが、確かに大阪にいた頃に比べると回数だけで言えば減ってしまうのは仕方がないが、限られた時間の中で後悔しないような広島遠征がが出来ていたと思う。
私にとって、この一週間はかなり慌しいものとなった。
それは、撮影が忙しかったとかではなく、本職の方で来年の2月から長期で出張することになったのである。その件は私を名指しということなので逃れようがないのは過去の同じような出張指令と同じだと直感で感じていた。
過去にも新潟、高知と何ヶ月も行っていたことがあるし、今年は短期ではあったが京都だった。それで、どこにでも簡単に動いてくれる人物であるとの認識が広まっているのも事実である。
また、今回の件は今年の実績を買われてのことで、今の業務は放棄していいから新しい案件に加われと、トップダウンでの名指し指令も同じであった。
ケータイのauの料金などを管理しているシステムのデータベースは私が構築したのだが、大型ホストコンピュータのデータベース構築とプログラマーのサポートの両方が出来る人物が貴重だということで、偉いさんたちが勝手に人選して動いていたようだ。
しかし、私としても来年の計画はすでにある程度決まっているわけで、半年も一年も家を空けるなんてことは到底考えられないし、各方面に迷惑をかけることになる。便利に使われてたまるか!ってところである。
私の代わりはいないらしいが、そんなこと言われても嬉しくも何ともないし、プライベートでも私の代わりがいるわけじゃないのだ。
また、私が仕事第一人間でないことも薄々分かっているようで、その辺が駆け引きのしどころであった。
どんな駆け引きがあったかは、ここでは書けないが私の言い分は通させてもらった。
特殊技術?を持っている強みなのか、ありがた迷惑なのか・・・ ただ、私が断固として断ったり、最終的な切り札を出されてしまうのを恐れたようだ。私としては、やりたいことを自由にやるチャンスを逃したのかも・・・って気分でもあったりする。
しかし、私が最終的にOKしたのは、その出張の地に大きく関係があったのである。ここでピンと来た人はいいカンしてる。その地とはよっぽど縁があるのか広島だったのだ。
当然三次ではなくて広島市内であるが、まなちゃんと一緒に買い物であちこちと歩いたし、市内での撮影も何度かしていて、この前もまなちゃんに広島が好きになったと言っていたところだったのである。
それにしても、よりにもよって広島に行けと言われるとは思ってもみなかったわけで、他の案件で東京に行かされることも予想していただけに、その辺は嬉しい誤算ではあった。新幹線を使えば一時間半ほどで行けるのであるから、通勤圏内とも言える。
広島にある銀行のデータベース構築であるが、その話が出た時の昼休みにまなちゃんに電話して、その銀行って市内にある?って聞いたのだが、実習が終わってほっとした時でもあり、「三次では唯一のイタメシ屋さんに来てるのー」って友達とクルマでお昼を食べに来ていたようだ。
私が広島に来るってことで「一緒にご飯とか食べれるねー」って歓迎モードだったのが、重い腰を上げた理由でもある。
広島で過ごすことになったとしても、撮影機材一式を持って行くわけでもないので、『素顔のままで』の撮影が増えることは多分ないし、クルマもないのであちこちロケにも行けないので、路面電車にでも乗ってみようか・・・なんてことも考えている。
広島での住まいはホテルではなく、ウィークリーマンションのようなものを用意してもらうことになっているので、パソコンや機材も置いておくことも可能である。クルマだって何とかなるかもしれないし、来年の私の動きは自分でも今はどうなるのか見えていないが、神戸での撮影の仕事も入っているので、大忙しになることは間違いなさそうである。