意志の疎通


今年になってから、新しくドメインを取得してhttp://joe-spot.com/になったが、継続して古いURLも残したままで自動的に繋がるようにしていたのだ。しかし、ちょっとした設定ミスでそれが出来てなかったようで、2週間ほどアクセスがガタっと落ち込んでいた。それに気がつくのが遅かった私も悪いが、古いURLでアクセスしている人がどれだけ多いかも実感した次第である。
先日も「カメラの広場」の掲示板に撮影雑記が見れなくなってしまいました・・・と心配の書き込みをされたが、古いURLを過去二代に渡って残していたのがひとつ切れていた結果によるものだ。

最近は、コンスタントに一日300人が訪れてくれ、延べアクセス数なら400を超えるようになった。要するに同じ人が何度アクセスを繰り返してもカウンターが上がらない仕組みであるが、これが本来のアクセスカウンターというものであろう。

ヌードやアイドルがウリではないのに、これだけ来てくれてると言うのは、慣れてしまったとは言え、我ながら驚くべき数字だと思っている。それなのに、最近の更新ペースの落ち方は目を覆いたくなるほどである。
元々、更新が安定して出来てたことが今に繋がっていると思っているので、気になってはいるのである。アクセスが多いからと安心していては、見放されてしまうのも目に見えている。

この撮影雑記を楽しみにしてくれている人が多いようだが、単純に暇つぶしって人が大多数だろうが、中には私が何を書くか戦々恐々としている人もいるみたいである。それは裏を返せば、私が事実しか書いていないことの証拠でもあるわけだ。

平々凡々と、サラリーマンなどをして社会生活を送っていると見えないことや、通用しないことも色々とあるわけで、私がココに書いてきた事実以外にも、現実ってものは知れば知るほどイヤな部分も多いのである。
と言うわけで、私が書いている文字だけから伝わるものは、人それぞれ解釈の仕方も違うのだろうが、そんな弊害は承知で覚悟の上で書いている。ただ、異議があれば直メール歓迎であるから、遠慮は無用だ。

まなちゃんをはじめとして、プロのモデルとの個人撮影も、“Joe's Gallery”の目玉でもあるが、それを定着させてくれたまなちゃんの存在は、私にとってもここのリピーターさん達にとっても大きいのは確かである。ただ、そんな私の撮影の表面的な部分から、色々と思われるのは自由であるが、そんなに楽して、一朝一夕にイイ思いは出来ないってことだけは分かってもらいたいものである。

まぁ、どうしてもカメラマンサイドの見地に立ってものを考えてしまうのは仕方ないが、もう少しトータルな部分で見てもらいたい事も多いし、もうスタンスを変えて考えれば、そう言う発想はおかしいのでは?ってことも少なくないのである。

例えば、今回のペンションでの撮影会でも、主催のStudio RIDEに対して、参加するにあたって質問メールが届く事があった。それについては主催者と話をして私が返事をしたのである。
それは撮影会のシステムに関しての事であったが、もし仮に、2人のモデルでカメラマンが15人と1人に別れてしまった場合は、撮り難い状況になるのでは・・・?というような内容もあった。それについて、私は一瞬たりとも悩むことなく即答できたのである。グループに人数で分けるとか、そんなルールで縛るようなことではもちろん無い。
撮影者の立場から見れば、納得のできる質問であるが、少しでもモデルの女の子のことを考えられれば、そんな心配が出てくること自体がナンセンスなのである。私が具体的にどう回答したかは想像に任せるとして、私が常に考えてやって来たことを書いたに過ぎない。その答えは、この撮影雑記の中に散りばめられていると自負している。

ただ、少し発想の転換が必要なことだけは確かであるが、それが出来ずにいる人がアマチュアカメラマンの殆んどだと、最近感じる事が多いのである。
そして、私が返事をしたカメラマンさんは、大納得で感動し勉強になったと、即参加表明してくれたのであるが、こうやって私も一人一人に対して、説明して回りたい気分であり、こうやって、今回のように疑問に感じた事を、ぶつけてくれると私も助かるのである。と言うことでここで例に出してしまって申し訳なかったが、意志の疎通を図ると言うのは難しい。


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