最近のいろいろ


BBSを見られている方は気が付いていると思うが、あの荒木英仁カメラマンが10月当初に訪問してくれた。失礼なことであるが“アラジン”という名前の書き込みが誰だか気付かず、最初は通りすがりのアマチュアカメラマンだと思ったのである。
普段あまり他の写真サイトを見ない私だが、書き込みしてくれた人には無責任なレスは書きたくないので、敬意を表してURLが書かれていれば見に行く事にしているのである。
そして初めて訪れたtentenのホームページ。今はシンプルなトップページになっているが、その時に目に飛び込んできたキラッと光る唇のアップの写真で、そんじょそこらのポートレートサイトでないことが解った。そして・・・「アラジン写真上達セミナー」のページを見て、目が点となったのである。ナント荒木英仁先生がそこに写っていたのである。そして私が目にしたことのある写真や著書の紹介もあり、胸は高鳴った。
過去には、島根でまなちゃんと水着撮影した直後に河野英喜先生とメール交換をしたことがあったが、それ以来のことであった。(改めてその記憶が呼び起こされることになる)

しかし、アラジン先生の最初の書き込みでは、まだ写真は見てないとのこと・・・あぁ恐ろしや・・・これが最初で最後の書き込みとなってしまうのではないか・・・との思いも脳裏をかすめたりした。そんな私の心中を察してか、翌日再び書き込みがあった。
ほんの少ししか見る時間はなかったと思われるが、しっかり見てくれていたと感じる意見が書かれてあった。そして、これまでやってきたことは間違ってなかったと実感したのである。それにしても、ここまで見抜かれているとは・・・って思いが大きかったし、驚きと共に、その眼力は流石だと脱帽させられた。そしてこうやって見てくれる人のためにもJoe's Galleryを立ち上げていて良かったと思うのである。

その後、アラジン先生の夢や企画を聞かせてもらったりと、いろいろやりとりがあって今に至っているが、今回のアラジン先生との出会いは、私にとって自信となる出来事であり、多くを考えさせられることになった。
また、これほど面倒見のいい先生がいたことも驚かされた。
お互いのBBSを行き来したり、メールで親交を深めてくれるアラジン先生の姿勢に感謝であるが、そんな時に河野英喜先生の久し振りの書き込みがあった。元々アラジン先生のアドフォーカスに籍を置いていた河野先生とアラジン先生が我がBBSで再会するなんてなんとも光栄で不思議な出来事もあった。

なーんてことが最近のトピックスであるが、久し振りにまなちゃんとの撮影も出来、無事に2003年バージョンの年賀状も作ってあげることが出来た。5シリーズ目となる年賀状だが楽しみに待ってくれている人のために顔が良く分かるカットを選ぶのもひとつだし、これまでと違った雰囲気も出したい。これまではバストアップばかりだったので、今回はフルショットを選んだまなちゃんだが、反応はどうだろう?

その後、ある女性の撮影を頼まれていたのだが、それが年賀状用だと知り、慌てて忙しいその女性のスケジュールの間を突いて最高の天気の中、天王寺公園で撮影したが、これまでで最高に手強い相手であった。私はこれまでの経験上、一般の女性が相手でも、そこそこ自信を持って撮影に挑んだのであるが、苦労させられた撮影であった。
その後、私の表情が固くて申し訳ないと、もう一度撮影を申し込まれ、撮る機会に恵まれたが、年賀状のリミットも迫っていたので雨の中、温室内での不慣れなネガ撮影となった。しかし、きっかけは掴めたようなので、またゆっくりと撮影し、最高の一枚を残してあげたい。

そして、少しだけHPをリニューアルし、トップページもちょっぴりポップなロゴに気分転換程度の変更。と言うのも、怪しげなサイトに見間違えるって意見もチラホラだったからだ。そして、今さらって感じがしないでもないが、<Landscape&Nature>の公開である。
神戸のルミナリエが今年も開催されるとニュースで見て、急に思いついたのだ。

もちろんルミナリエの写真もあるが、これは記念すべき第1回の時に撮ったもので、当時は三脚を立てて撮影する余裕もあったのである。しかし、へそ曲がりの私は「誰も撮らなかったルミナリエ」って感覚で撮ったので、真正面からの写真は無い。ただ、この写真を見ると、三宮でもろに地震に遭遇した当時のことが思い出される。
この時期、神戸の夜はなかなかフォトジェニックで、特に異人館付近はなかなかいい被写体が溢れており、よく三脚を担いで撮りに行ったものである。

このページの最初のカットであるが、これを撮った時のエピソードをひとつ。
これは北野町のレストランだが、入り口の階段の脇にプレートが立っているが、ここには「○○家、XX家 結婚披露二次会」とかそんなことが書かれている。私が三脚を立て、カメラをセットしレリーズを装着して露出と構図を決めていた時である。レストランの中から奇麗なドレスやスーツを着た人がぞろぞろと出てきたのだ。あぁ、パーティーがお開きになったのか・・・皆が解散するまで待つとするか・・・なんて思っていたら!その人たちが階段の前に並び始めたのである。群集心理とは恐ろしいもので、並ぶわ並ぶわ、あっという間に十数人が奇麗に整列しだしたのだ。私は最初、何事が起こったのかと思ったが、すぐに事態を察知した。どうも、このパーティーの主催者がカメラマンを用意していたと勘違いしていたのであった。


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