紅葉の季節はスポーツの季節


3連休の初日と比べ、3日目では紅葉が一気に進んでいた。2日目がかなり冷え込んだのでその影響であろう。とは言ってもまだまだこれからってところではある。
同じエリアの同じ木を観察したので間違いないところであるが、そこは、かなり広い自然公園であり、春は花見客で溢れるが秋には紅葉も楽しめる。よく犬の散歩にも出かけるところで、アップダウンもかなりあり陸上部の学生たちが練習している姿も良く見かける。

今回私はWALKMANを聴きながらキャノンデールのMTBで野山を走り回ったわけであるが、新調したギヤとチェーンのアタリもついてきて快調であった。
私はアスファルトを抵抗感無く走りたかったので、細身のセミスリックタイヤを装着していたが、こんな時は太いブロックパターンのタイヤが欲しくなった。どうせロードバイクではないのだから、そんなにスピードを追求するわけでもないわけで、いっそのことタイヤを替えてしまおうかと思っている。オフロードでの走破性は格段にアップするし、太い方がパンクにも強く、空気圧で走り具合は調整すればいいわけだ。

紅葉を撮ると言っても、今回はMTBで派手に走り回ることを重視したので、持参したカメラはLUMIXのDMC−TZ7である。当然PLフィルターもないコンデジなのである。D300とデカいズームレンズのセットも持って行けなくはないが、カメラを担いだまま派手に転倒しないとも限らないわけで、コンデジを選んだ。
タイヤは仕方ないとしても前後のサスペンションのエア圧をかなりシビアにセッティングしておいたおかげで、なかなか楽しく走ることができたが、幸い一度も危ない目には遭わずにすんだ。
落ち葉が重なり合った道などはかなり滑りやすく、軽いギヤで踏み込むとトルクが勝ちすぎて、ホイールスピンして進まなかったり、ずるずるとスライドしたりしたが、滑りやすいタイヤで走るのも、これからさらに険しい場所で走るいい練習になった。クルマのドリフトと同じで挙動の変化を察知して早めに対応することが大事であるから。

コンデジでの撮影についてであるが、ズームが電動なのがいつも気に入らない。思ったフレーミングに一発で決まったためしがないのである。昔のCONTAXのTVSのように手動にしてもらいたいものである。こんなのは過剰装備どころか、無駄ってものである。
私は基本的にストロボはオフにしているが、今回は逆光で撮ることが多かったのでその都度ストロボを強制発光させて撮っている。

MTBやWALKMANと、最近はそっちのパーツを交換したり、イヤホンを高級なものに変えたりアクセサリー類の充実などを行っているので、クルマ弄りはストップ状態となっている。
今のところこれと言って不調な所がないし、不満もないが、今後はWALKMANを車内で聴けるようにするためのパーツの手配を進めているのである。
今まで、まったく使ったことが無かったDAPであるが、知れば知るほどiPodがこの世界を牛耳っていることがよくわかる。スピーカーなどの周辺機器はもちろんのこと、カーオーディオとの互換性など、軒並みiPod用で、WALKMANだとかなり不利になるし、機材選びの選択肢もかなり限られてくるのである。また、カーオーディオの世界からSONYが撤退していることも大きな要因である。
しかし、手軽だが音質に問題の多いFMトランスミッターを使った方式には逃げないつもりで、パーツを揃えているのである。
それと、先日WALKMANのノイズキャンセル機能が素晴らしいと書いたが、バッテリーを食うし、時々ノイズが発生するので、遮音性の高い高級イヤホンに変えて、そのイヤホンの特性にあわせて、イコライザーをカスタムしてさらにいい音を楽しんでいる。
ただ、WALKMANで音楽を聴きながら、MTBで一般道を走っていると、後方からクルマが接近していることにまったく気がつかないので、ワンタッチ装着式のバックミラーが必要かもしれない。


<−戻る