新人発掘に乗り出そうか
そろそろ、新人モデルを探さなければいけないなぁ・・・ なーぁんて思い出した。
最近は、まなちゃん、まなちゃんで明け暮れているが、そうもいかないかなぁ・・・って。
こんなふうに思うようになったのは、紛れもなくまなちゃんの存在があったからである。
まなちゃんを撮っていて、私自身あるモノを掴んだのである。それをまなちゃん以外のモデルで試
してみたいと思うようになってきた。
それには、プロのモデルではなく、素人をモデルとして使いたいのだ。
出来るだけ近くに住んでいる子がいいのだ。
とにかく、ある程度永いスパンでじっくりと一人の女性を追ってみたいと思うようになってきた。
まなちゃんを何度か撮ってみて感じたのであるが、初対面の時の表情とその後の撮影での表情は、
同じようでいて微妙に違うのである。
また、撮影会のような何人かで撮る時と、マンツーマンに近い状態での表情も違う。
さらに、まなちゃんは自然な表情が魅力なのだが、本格的にレフを使って一眼レフでの撮影の時と
スナップ的な素顔のまなちゃんでは、まったく別人のようなのだ。モデルとしての自然と一人の女
の子としての自然は違って当然である。
しかし、この両面が同時に見え隠れすることがあるのに気づいた。それは、その両面に接する事が
出来てこそ感じ取れることなのだが、この微妙なバランスが崩れかけた状態がすごくいいのだ。
これについては、今後のまなちゃん撮りで追究していきたいね。
また一方で、じっくりと撮れるモデルの発掘に乗り出そうかと、思いはじめたのである。
何度も何度も撮っているうちに、必ず何か見えてくるはずだと思っている。
まなちゃんのようなモデルはそう簡単に見つかるはずがないのは分かりきっている。だから今回は
私のセンサーに引っかかった、その辺で遊んでる女の子をモデルにしてみるつもりなのだ。
表情が固かろうが、身体が棒立ちだろうが構やしない。最初は誰だってそんなもんだろ。
いや・・・案外役者かもしれないぞ。でも、最近の女の子がするポーズって決まりきったワンパタ
ーンのポーズでストリートでのスナップ用でしかない。
そんなんじゃなく、ちゃんとしたポートレートのポージングからしっかり叩き込んでいきたいので
ある。
で、そんな女の子の調達だが、これが一番の問題である。答えは街で『スカウト』するのである。
しかし、スカウトすると言っても、それに値する女の子を見つけるのが最大の課題なのだが何故か
最近使えそうな女の子を見かける事が多いのだ。
久々のスカウトとなるが、その極意は企業秘密!
でも、実際にモデルとして抜てきするとなると慎重になってしまうが、焦らず地道に探すことにす
る。
とは言いながら、既に今モデルとして撮りはじめたいと思っている女の子が一人いたりするのだ。
そろそろ、いい時期かな?って思ったりしてるんだけど・・・
私は、Joe's galleryにおいて、モデル募集の告知は一切していないが、今後もする気
などまったく無い。
依頼されて撮るケースを除き、私は出来るだけ自分が気に入った女の子を撮りたいと思うし、来る
ものは拒まずなーんて、寛大な心は持ちあわせていない。
好みでなければ撮りたいとは思わないのだ。
実際、「おいおい、どういう気だ?」的な女性から申し込みがあった時は、どうやって断ればいい
のか考えただけでゾッとする。
こんなことを書いてしまったら、今からの言い訳が大変だ!
ただ、ホンネを書いただけである。まずはそれを声を大にして言っておきたい。
カッコつけて、「被写体を選ぶな」なんてことは口が裂けても言いたくないのだ!
最近は、まなちゃんを撮る事が多いが、もちろんまなちゃんは大好きだし、かわいく思っている。
そしてなにより大切に思う気持ちが大きい。
私が言いたいのは、モデルの女の子は所有物ではないのだ。いい写真を撮るための大切なパートナ
ーなのである。
そのへんが誤解されてる傾向にあって、それが悩みの種でもある。
実際にポートレートを撮っている人は分かってくれると思うのだが、問題はそうでない人からは、
私がモデルと何かあると勘違いされるケースが多々ある。
驚くことに、女の子を撮っている人にも、そんな事を思う者がいたり、実際に自ら行動に出してし
まう者がいると聞く。あぁー嘆かわしい・・・
確かに、リアリティーの感じられるような写真もある。それがノンフィクションであれば私は絶対
に公開などしないだろう。
実際、いい女だと思うから撮りたいわけだし、撮り続ければいっそう魅力的な部分の発見がある。
しかし、それを行動に出しちまったら終わりでしょーに。そう思いません・・・?
結構、耳に入ってくるんだよねー そういうのって。 みなさんお気を付けあそばせ。
まぁ、多少なりとも写真を上手く撮れれば、女の子に近づきやすいかもしれないが、それをいいこ
とに・・・ 最低だよ。
もし私が所有物としてモデルを見だすようになった時、私はモデルとカメラマンの関係が終わり、
カメラを置く時だと思っている。
最近やっと、本来の撮影雑記らしい内容になってきた。
もともと、技術解説などは毛頭する気がなかったのだから。自分の撮影スタイルは自分で見つける
ものなんだよね。