ウインター・シーズン突入&キヤノン面白情報
今年の冬はどうやら寒くなるらしい、既にスキー場によっては初滑りが行われているようだ。
この不景気には、冬は冬らしく寒い方が景気が良くなるのかもしれない。シーズンに合わせた商品
の売れ行きに影響があるらしい。
年末商戦と言えば、ニコン、キヤンン、ミノルタの3社から上位機種に新製品が発表になった。
ニコンは少し出遅れたが、なんとか年内に間に合わせたようだ。滑りこみなので初期不良がなけれ
ばいいのだが。実際フィルムスキャナーのLS−2000ではフィルムを直接挿し込んでの連続取
り込み用のアタッチメントが不良品だったようだ。私のもその品番に該当しているが、ワンカット
ずつフレーム位置を合わせながら取り込んでいるので、そのパーツは使っていないのでクレームに
は出していないのだが、気になることには違いない。
季節として、私は余り寒いのは遠慮したいのである。スキーもすることがなくなったので寒さを歓
迎する要素は何も無い。私の足であるクルマは雪道やアイスバーンにめっぽう弱いのである。
それは、スタッドレスタイヤを持っていないのが原因なのだが、今の扁平率40のタイヤはフェン
ダーぎりぎりであるためチェーンは装着できないし、エアサスペンションを取っ払ってレース用の
車高調整式サスペンションと、強化されたパイプスタビライザーが組み込まれているので、クルマ
の挙動がダイレクトに伝わり、ドライ路面からは一変してグリップしなくなってしまうのである。
それにも増して、400馬力を超えるパワーが逆に仇となってしまい、重量級FR車ではトルクを
弱めることに集中しながら発進しなければ、どこに吹っ飛んでいくか分からないのである。
さて、12月ともなれば一般の撮影会は開催されることが減る。元気なのが月カメ誌などに良く広
告が出ているスタジオでのヌードや水着撮影会であろう。しかし、どうも私はあの手の撮影会は嫌
いである。特にメジャーなモデルやレースクイーンの出る撮影会の参加者はなぜあんなに変な奴が
多いのであろうか?あんな連中と一緒になるのは生理的にダメである。
一度覗かせてもらったことがあるが、遠慮させていただいた。
また、冬は寒いからスタジオで・・・という発想は好きではない。季節感の無いスタジオでの撮影
はできるだけやりたくない。
今年は、まなちゃん相手に屋外での撮影を予定しているが、冬の撮影となれば、二通りのパターン
が考えられると思う。
ひとつは、ふんわりと暖かそうな服装で明るくかわいい雰囲気にし、当然天気は晴れている方がい
い。そして主役のモデルに対して脇役としてどこかに光のハイライト部分を入れてみたい。
それに反して、黒っぽいロングコートなんかでスマートに決めて、冬のクールなイメージのストロ
ング・パターンもまなちゃんなら得意ではないか。色的にはモノトーンとなる。
次回は前者のパターンで撮る予定であるが、ロケーションについては事前にロケハンをしているし
地元の強力な助っ人も手を貸してくれるので、心強い。
しかし、天気が悪くて木枯らしが吹き荒れるような時が問題である。寒いのが嫌いなまなちゃんだ
が、撮影の時はいつものように「ぜんぜん大丈夫!」って言ってくれているが、暖かいに越したこ
とは無い。
まなちゃんファンからのメールでは、ナチュラルでかわいい系の撮影を望む声が多いのでそれに応
えようということでもある。『素顔のままで』のアップもブラック系から犬島ロケ編と続いている
ので、順番としてもナチュラルの方向と言うことになる。
ロケーションが変わろうが、ファッションやメイクが変わっても、本人がまったく変わってないぞ
ってモデルが多いが、まなちゃんは臨機応変に演じてくれるので楽をさせてもらっている分、こち
らは撮影に専念できるってことだ。
次回はレンズの選択を少し変えてみることにしようかとも思っている。最近は50mmと85mm
をメインに使っていて、描写が一番気に入っているEF135mmF2L USMの出番がめっきり
減っていたのだが、天気が良くてバックに光の反射した点光源があったりすれば、きれいなボケを
得るためにも、使ってみようと思うのだ。しかし、今までのまなちゃんとの距離感は崩したくない
という気もするので、85mmの約1.5倍に写る135mmはアップ気味のカットで使うことと
なる。さらに、アップになれば余計にバックがきれいにボケてくれるはずだ。
せっかくのいいロケーションだからと言って、それを気にする余り広角レンズでロケーションの説
明的な写真は撮らないように心がけたい。広角レンズを使う意味を取り違えないようにしなければ
いけないが、確かにまだ広角レンズを使いこなしているとは言い難く、これからということだ。
広角レンズを使いこなす訓練として、まなちゃんは申し分無いモデルである。私が元々広角系での
ポートレートをあまり撮らなかったのは、フルショットで狙うことが少なかったからである。
それは、フルショットでの被写体として魅力的なモデルがあまりいないことがあげられる。
広角レンズ=フルショットと決め付けるつもりは毛頭無いが、上手く使えた時はなかなかのもので
ある。フルショットと言えば、逆に超望遠で浮き上がらせるのも手で、バランスのいいフルショッ
トが得られる。そのことは、ポートレートを撮るようになるずっと前に、気づいていたのだ。
それは、クルマの写真を撮る時に300mmで撮ればバランスよく撮れることが分かったのである。
姿勢が良く、ポージングのバランスのいいまなちゃんは望遠でのフルショットの絶好の被写体とも
言えるのだ。
さっき、キヤノンの人と話をしてて、面白い話になった。ここで書いてもいいのかな?
といいながら、書いてしまうのだ。
私が、最近気になっている1N系の両端のAFエリアの精度が不安定だと言うと、あっさりと認め
よった!そしてEOS−3はどうなのか?と聞くと、確実にAF性能の底上げは行われているが両
端は辛いとのこと。レンズの中心部に近ければ精度もあがるし、クロスセンサーが有効に働くので、
誤差は出にくいが、レンズの周辺にあたる両端のAFエリアはどうしてもレンズの性質上、収差な
どがあって技術的に難しいのだと。それについては、私も重々理解していることである。
その後に出た話が、興味深いのだ。それは、45点といわずとも、何点か選ぶとそこにクロスセン
サーがシフトするメカニズムである!! また、キヤノンのEFレンズを使えば、そのレンズの習
性を考慮して、AFが誤差を自動補正するということである。
なーるほど、それなら他のレンズメーカーにシェアを奪われることもなく一石二鳥ではないか。
全EFレンズとまで行かなくても、せめてLレンズだけでもそれに対応して、クロスセンサーがシ
フトしてくれれば、すべてが解決するように思えるのだが、どうだろう。
それは、日進月歩を続ける高速CPUがあれば、可能に思える。確かに、EOS−3はINよりも
かなり高速のCPUが使われているのだから。
もうひとつ、疑問に思えたこととして、新しいEFレンズが加われば対応できないのではないか?
しかし、これもサービスセンターに持ち込めば無料でフラッシュメモリーの書き換えができるよう
になれば、解決するのである。これはそう難しいことではないだろう。
時期EOS−1Nに対する期待度がグーンのアップしたのである。名づけてEOS−Zeroか?
タイヤメーカーの老舗、PIRELLIのP−Zero Systemからのパクリ!