超広角もいいもんだ


“Voigtlander”これ読める?フォクトレンダーって読むんだってさ。でも造ってるの
は日本のメーカーのコシナってことなんだけど、これはよくある話しで、メジャーなCONTAX
なんかは京セラだったりする。また、なぜ突然聞き慣れないフォクトレンンダーって名前が飛び出
したかと言うと、私が毎週チェックしているサイトであるTWOで気になる写真を見てしまったこ
とが原因である。
TWOと言えば、ポートレート撮る人は誰でも知ってる渡辺達生Cマンのサイトであり、購読しだ
して2年以上になるかな。

そこで、最近水着の写真があったのだが、私は水着写真の時はサムネイルだけ見て流すケースが多
いのだが、かなりの広角レンズで撮ったと思われるショットが何枚かあり、それが妙に美しく感じ
たのである。とても動きのある写真で海と空の青が怖いくらいに美しい。フォーマットを見る限り
35mmらしいから、EOSと17−35mmの組み合わせなのかな?と思い、サムネイルをクリ
ック! 出てきたページに画像が現れるのも待ちきれず、撮影データを見る。
なになに?フォクトレンダーのベッサLだって・・・ レンズは15mmなのか。
なんかこの描写好きだなぁ。それにすっごく雰囲気出てるし・・・
それに、この周辺光量落ちが絶妙だね。

去年の9月に須磨海岸でまなちゃん撮った時に使ってみたかったって思ったね。コレコレこんなの
が欲しかったんや。
急に気になってさっそくコシナのサイトへワープしてきたぞ。こりゃ安い!ボディーが3万3千円
だとさ。安モンのコンパクトカメラ並みじゃないか。でも、レンズがどうせ10万超えるんちゃう
のん? Lマウントのレンズってバカ高いからなぁ・・・ ん?これも安いぞ。両方足しても携帯
カメラのGR1sと同じくらいやんけ。でもちょっと複雑な気分やな・・・ 
高けりゃ、すぐにあきらめて忘れちまおうって思ってたのになぁ・・・ これじゃ買えって言って
るようなものじゃないか!
元々ライカオヤジにゃ呆れている私が、まさかLマウントカメラに心奪われてしまうとは、思って
もみなかったぜ!

ファインダーが内蔵されてないから、レンズ専用のビューファインダーをちょこんと付けるだけど
それがまたカワユイのだ。
ブラックがいいかな? やっぱりレトロっぽいシルバーかな・・・ おいおい、もう買う気でいる
ぞ、こいつ。
よし、明日はアサヒカメラと日本カメラを買ってきて、ちょっと研究してみっかな。
そうそう、こないだまなちゃんと行ってきたPHOTO EXPO'99でコシナのブースに人だか
りがしてたけど、これだったんだ!

てなことが3日ほど前にあったんだけど、今日やっちゃいました、手元には黒いBESSA−Lが
Super wide-Heliar15mmF4.5 Asphericalをくっ付けてあるん
だよね。
黒にしてよかったと思うんだけど、結局は黒の数がかなり少なくて取り合いになっているなーんて
ことを聞いちゃったもんで、思わず黒にしてしまったってのが、ホンネなんだけど。

そうそう、店頭で2セット出してもらって、ボディーとレンズをとっかえひっかえしてベストの組
み合わせを探し出して決めた。それは、このボディーとレンズのスクリュウマウントの精度がイマ
イチでねじ込んだ時に、レンズと一体になった花形フードが少し左にずれることが多いという情報
を得ていたからだ。最初の組み合わせは時計で言うと55分の位置にトップが来るという感じで確
かにずれていたが、次の組み合わせは59分30秒と言うところで大満足!

久々に手にするフルマニュアル機で、なんか楽しいじゃん! 15mmなんて超広角なんでピント
合わせなんてかったるいことはまったく必要無しで、目測でチョチョイと適当に合わせてやれば、
いいってことだ。 あとは110度という画角を活かせるようなロケーションってことだよな。
これは、この前の芸大での撮影でも使ってみたかった。

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