横浜へ行ってきたぞ


金曜日の夜9時過ぎに、出発して横浜に向かった。自宅から山陽自動車道まで30分近くかかるの
だが、そこから中国道を通り、名神経由で東名で横浜まで料金所を一度も通らずに行けるのだが、
600km余りをを6時間で走る予定だったが、金曜だということで走ってるクルマの7割が長距
離トラックで、とにかくペースがあがらないのだ。
休憩一回、給油一回のほとんどノンストップで3時前に横浜の海老名SAに着いたので、5時間ち
ょっとで着いてしまったことになる。そこで6時半まで仮眠し、ゆっくりと磯村氏の事務所へと向
かった。

デニーズで磯村氏と朝食をとり、そのまま事務所に向かう。そこで10時半まで写真を見たりして
過ごし、はるなちゃんの撮影会をする横浜駅方面に向けてクルマを走らせた。

思ったほどの渋滞にも巻き込まれずに到着し、磯村氏が個人撮影用にキープしていた撮影場所を今
回使うという事で、その場所を見て回り、その後昼食を済ませて有名なヨドバシカメラを案内して
もらった。あのビルだけで一通り揃ってしまうような感じであったし、在庫の豊富さも私の地元の
神戸とは比べ物にならない。じっくり見て回ろうかとも思ったが、衝動買いの悪魔が乗り移りそう
だったので、止める事にした。

その後、13時に待ち合わせ場所で他の参加者やはるなちゃんと合流し、撮影場所へ移動すること
となった。
撮影者は、磯村氏を含めて6名であり、撮影会としては撮りやすいいい環境である。はるなちゃん
は、心配していた膝の調子もなんとかいけそうであったが、スカートのスリットから大きなバンソ
ウコウを貼っているのが見えていたので、無理してるはずである。また、3日ほど前に高熱を出し
ていたらしく、それも心配であった。撮影の合間に腰に手をやって伸びをするようにしてたので、
きっと節々が痛んでいるのだろう。それは完全に熱が下がっていない証拠でもある。
出来るだけ、楽な体勢のポーズで撮ってあげることが必要だと思ったと同時に、ロケーションもこ
のままで移動するのはやめた方が良さそうな印象を持った。
すると、流石に磯村氏もその方向でスケジュール変更を決めていた。

ここら辺りが、大事なポイントってことで、私も何度かはるなちゃんに調子を聞いてみたが、OK
ってことだったが、これはそのまま鵜呑みにしてはいけない。まなちゃんだっていつも「大丈夫!」
だが、やっと最近ホンネを言ってくれるようになってきたかな?ってところで、撮る事に夢中にな
っていないで、コンディションを観察することは重要だ。
その辺をチェックしてあげるようにしないといけないが、私もいくつかチェックポイントがあって
気を付けるようにはしている。
それについては、本人が意識するので書かないが、朝顔を合わせた時に、それとなく観察している
のだ。

写真でしか見たことのなかったはるなちゃんであるが、磯村氏の言う通り少し痩せたようである。
思ったより小柄でほっそりしている印象であった。いいモデルは写真では大きく見えるのかもしれ
ないな。
ここ1年近く、まなちゃんだけを撮ってきたとも言えるが、モデルが変れば当然撮影のリズムも大
きく変る。撮影会での撮影も久し振りであったので、個人撮影とは根本的に違うってこともある。
特にACCESSの撮影会は今回は小人数だという事もあって、マンツーマンの撮影に近い状態で
進行する。他の人が撮っている時は、各自次の撮影の準備をしてるか、はるなちゃんを観察して、
どんなイメージで撮るか考えたり、レフを交代で持ったりという感じだ。
だから、はるなちゃんに対してあちこちから複数のカメラが同時にシャッター音を刻むことは少な
い。
というわけで、大規模の撮影会から個人撮影にステップアップを考えている方には、絶好の練習の
場でもあるのだ。
特に撮影の順序が決められているわけでもないので、消極的になってしまえば撮るチャンスがなか
なかないとも言えるが、それは何度か参加することで徐々に慣れることだし、人の撮影をじっくり
見れるのも参考になるはずだ。また、レフについても当ててくれるので楽ではあるが、完全なマン
ツーマン撮影のチャンスが来た時にしっかり自分でやれるように、その辺も覚えなければいけない
が、いろいろ吸収できる場でもある。

はるなちゃんだが、非常に協力的で、一生懸命モデルをやってくれた。表情優先の私としては、ど
うすれば、はるなちゃんが力を抜いて表情に変化を出しやすいかを考えてやってみた。
にっこりと笑ってくれれば、それだけで文句の付けようが無いはるなちゃんだが、これから表情に
幅が出てくれば、性格がいいだけにどんどん良くなっていくように感じた。
実際に撮っていても、今の自分に満足せず、もっといいモデルになろうって感じが伝わってきた。

はるなちゃんは、撮影の合間の休憩時間や撮影後のお茶の時には、いろいろ気取りの無い話しをし
てくれたが、そういう時間が持てるってことは、ますますいいモデルになれる条件でもある。
磯村氏との息もあっているので、これからのはるなちゃんに注目してみたいものだ。
私としても、一度会ったということもあり、磯村氏がこれからどのように撮影を進めて行き、どん
なはるなゃんを今後見せてくれるかが楽しみである。

撮影終了後、夜7時頃までいろいろな話題で盛り上がり、私は帰路についたのであるが、一時間ほ
どで、渋滞を抜け出し東名に乗り入れたが9時頃に広島のまなちゃんと電話で久し振りに話しをし
た。私が横浜にいる間、まなちゃんは大阪に来ていて、オーディションを受けていたとのこと。
そのはずんだ声を聞いた瞬間に、私はまなちゃんなら合格に決まってるって思ったが、その通りま
なちゃんに決まったってことだった。
常に私は、まなちゃんをここの撮影雑記でもほめているし、本人にも直接言っているのだが、まな
ちゃんはそれほど真に受けてくれないのである。
今回のはとてもいい仕事なのだが、まなちゃんなら絶対にいいものが出来ると私は信じている。

まなちゃんを撮ったカメラマンでは、私が彼女の事は一番分かっているつもりであるが、余裕でこ
なしてくれることだろう。
今回のまなちゃんのオーディションの結果は、私も自分の事のように嬉しいニュースであった。

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